前回の記事で「業種別株価指数(東証33業種)」のTradingViewシンボル一覧表をご紹介しましたが、今回はさらに大きな分類である「TOPIX-17シリーズ」について、TradingViewで扱う方法について解説します。
【本記事で得られるもの】
・TOPIX-17のシンボル一覧
・TOPIX-17連動型ETFのシンボル一覧
・ウォッチリストにコピペしてシンボルを一括追加できるテキスト
「TOPIX-17シリーズ」とは?
東証1部に上場している全銘柄を17業種に分類した株価指数です。「業種別株価指数」よりもさらに大きな分類になります。
またTOPIX-17と連動するETFもそれぞれ存在します。
【東証業種別株価指数・TOPIX-17シリーズ】
https://www.jpx.co.jp/markets/indices/line-up/files/fac_13_sector.pdf
シンボル(ティッカー)一覧
「TOPIX-17シリーズ」のシンボル一覧です。指数とETFのシンボルをそれぞれ掲載しています。
指数については、以下のJPX公式ページ内「業種別株価指数(TOPIX-17シリーズ)」と同じ値になるはずなのでご確認ください。
https://www.jpx.co.jp/markets/indices/realvalues/01.html
業種 | TradingView | ||
シンボル | 名称 | ETF | |
TOPIX-17 食品 | TSE:T17FD | TOPIX-17 FOODS | 1617 |
TOPIX-17 エネルギー資源 | TSE:T17ER | TOPIX-17 ENERGY RESOURCES | 1618 |
TOPIX-17 建設・資材 | TSE:T17CM | TOPIX-17 CONSTRUCTION & MATERIALS | 1619 |
TOPIX-17 素材・化学 | TSE:T17RMC | TOPIX-17 RAW MATERIALS & CHEMICALS | 1620 |
TOPIX-17 医薬品 | TSE:T17PHR | TOPIX-17 PHARMACEUTICAL | 1621 |
TOPIX-17 自動車・輸送機 | TSE:T17ATE | TOPIX-17 AUTOMOBILES & TRANSPORTATION EQUIPMENT | 1622 |
TOPIX-17 鉄鋼・非鉄 | TSE:T17SNM | TOPIX-17 STEEL & NONFERROUS METALS | 1623 |
TOPIX-17 機械 | TSE:T17M | TOPIX-17 MACHINERY | 1624 |
TOPIX-17 電機・精密 | TSE:T17EAPI | TOPIX-17 ELECTRIC APPLIANCES & PRECISION INSTRUMENTS | 1625 |
TOPIX-17 情報通信・サービスその他 | TSE:T17ISO | TOPIX-17 IT & SERVICES & OTHERS | 1626 |
TOPIX-17 電気・ガス | TSE:T17EPG | TOPIX-17 ELECTRIC POWER & GAS | 1627 |
TOPIX-17 運輸・物流 | TSE:T17TL | TOPIX-17 TRANSPORTATION & LOGISTICS | 1628 |
TOPIX-17 商社・卸売 | TSE:T17CWT | TOPIX-17 COMMERCIAL & WHOLESALE TRADE | 1629 |
TOPIX-17 小売 | TSE:T17RT | TOPIX-17 RETAIL TRADE | 1630 |
TOPIX-17 銀行 | TSE:T17B | TOPIX-17 BANKS | 1631 |
TOPIX-17 金融(除く銀行) | TSE:T17FIN | TOPIX-17 FINANCIALS | 1632 |
TOPIX-17 不動産 | TSE:T17RE | TOPIX-17 REAL ESTATE | 1633 |
チャート表示例
実際にチャート表示させてみましょう。
まずは、T17FD(TOPIX-17 食品)と、それに連動する1617のETFを、それぞれ表示。ETFの方は出来高も表示できますね。
5分足もうまく表示されます。
チャート表示を「ローソク足」から「ライン」に変えれば、終値ベースのグラフに。
チャートの「比較」機能を使って、TOPIX-17シリーズごとの比較もOKです。
ウォッチリストにTOPIX-17シリーズのシンボルを一括追加できるコピペ用テキスト
ウォッチリストにシンボルを1つ1つ追加するのは面倒くさいと思うので、簡単に一括追加できるコピペ用テキストを用意しました。(指数、ETF、それぞれ分けてあります)
JPX公式にある一覧表と同じ並びにもなっているので見やすいかと思います。また指数とETFをそれぞれセクション区切りで表示されるようにしました。
ウォッチリストの「+」をクリックして「シンボルを追加」画面が表示されたら、検索部分に以下のコピペ用テキストを貼り付けてそのままEnter押してみてください。
【ウォッチリスト用】TOPIX-17シリーズ
【ウォッチリスト用】TOPIX-17シリーズ 連動型ETF
ウォッチリストに追加されたら、1行ずつクリック(またはキーボードの下矢印を押下)していくとチャートも次々切り替わっていくはずです。
まとめ
今回はTOPIX-シリーズの指数および連動型ETFをTradingViewで扱うためのシンボル一覧をご紹介しました。
こちらも通常の株式銘柄と同じように利用できますので、比較したり他の銘柄や指数などと組み合わせてご活用ください。