業種別株価指数とは、東京証券取引所が東証一部上場の株式を33業種に分類し、株価を集計して指数化しているものです。
JPXの公式Webサイトでは以下のページ内「業種別(東証株価指数33業種)」に表示されています。
【リアルタイム株価指数値一覧】
https://www.jpx.co.jp/markets/indices/realvalues/index.html
また、証券会社純正のトレードツールや株式投資関連のWebサイトなどで確認できるものもあると思います。
実はこの業種別株価指数、TradingViewでも表示させることがです。各指数ごとにシンボル(ティッカー)が用意されていますので、一覧表を作ってみました。
また、33業種すべてのシンボルをウォッチリストに一括追加できるコピペ用テキストも最後に用意していますのでぜひ利用してみてください!
シンボル(ティッカー)一覧
各業種ごとのシンボルは以下になります。通常の株式と同じようにシンボル入力すればチャートやウォッチリストで表示できます。
※海外の別市場と被っているシンボルが結構あるので、東証を表す「TSE:」を先頭に付けましょう。
業種 | TradingView | |
シンボル | 名称 | |
水産・農林業 | TSE:FAF | FISHERY/AGRICULTURE/FORESTRY |
---|---|---|
鉱業 | TSE:MIN | MINING INDUSTRY |
建設業 | TSE:CON | CONSTRUCTION |
食料品 | TSE:FD | FOODS |
繊維製品 | TSE:TXA | TEXTILES & APPARELS |
パルプ・紙 | TSE:PAP | PULP & PAPER |
化学 | TSE:CAF | CHEMICALS |
医薬品 | TSE:PHR | PHARMACEUTICAL |
石油・石炭製品 | TSE:OAC | OIL & COAL PRODUCTS |
ゴム製品 | TSE:RBP | RUBBER PRODUCTS |
ガラス・土石製品 | TSE:GAC | GLASS & CERAMICS PRODUCTS |
鉄鋼 | TSE:IAS | IRON & STEEL |
非鉄金属 | TSE:NM | NONFERROUS METALS |
金属製品 | TSE:MP | METAL PRODUCTS |
機械 | TSE:MC | MACHINERY |
電気機器 | TSE:TOPIXE | ELECTRIC APPLIANCES |
輸送用機器 | TSE:TOPIXT | TRANSPORTATION EQUIPMENT |
精密機器 | TSE:PI | PRECISION INSTRUMENTS |
その他製品 | TSE:OP | OTHER PRODUCTS |
電気・ガス業 | TSE:EPG | ELECTRIC POWER & GAS |
陸運業 | TSE:LT | LAND TRANSPORTATION |
海運業 | TSE:MT | MARINE TRANSPORTATION |
空運業 | TSE:AT | AIR TRANSPORTATION |
倉庫・運輸関連 | TSE:WHT | WAREHOUSING & HARBOR TRANSPORTATION SERVICES |
情報・通信業 | TSE:COM | INFORMATION & COMMUNICATION |
卸売業 | TSE:WT | WHOLESALE TRADE |
小売業 | TSE:RT | RETAIL TRADE |
銀行業 | TSE:TOPIXB | BANKS |
証券、商品先物取引業 | TSE:SEC | SECURITES & COMMODITY FUTURES |
保険業 | TSE:INS | INSURANCE |
その他金融業 | TSE:OFB | OTHER FINANCIAL BUSINESS |
不動産業 | TSE:RE | REAL ESTATE |
サービス業 | TSE:SVS | SERVICES |
チャートに表示させてみた例
チャートに表示させると以下のようになります。銘柄名の部分が英語表記なのがちょっと見辛いですか、ローソク足がしっかり表示されています。
分足も表示できそう。
チャート表示を「ローソク足」から「ライン」に変えれば、終値ベースのグラフに。
「比較」機能を使えば、業種ごとの比較もできそうです。
ウォッチリストに33業種のシンボルを一括追加できるコピペ用テキスト
ウォッチリストにシンボルを1つ1つ追加するのは面倒くさいと思うので、簡単に一括追加できるコピペ用テキストを用意しました。
ウォッチリストの「+」をクリックして「シンボルを追加」画面が表示されたら、検索部分に以下のコピペ用テキストを貼り付けてそのままEnter押してみてください。
ウォッチリストに33業種に追加されるので、1行ずつクリック(またはキーボードの下矢印を押下)していただければ、チャートも次々切り替わっていくはずです。
まとめ
今回は業種別株価指数をTradingViewで扱うためのシンボル一覧をご紹介しました。
通常の株式銘柄と同じように利用できますので、ぜひ色々と組み合わせて使ってみてください。